
「データで見るトレード」という観点で書いていきたいと思います。
会社勤めをしていると、上司が部下に対して、仕事に対する要求などをする場合、基本的には数字をもって説明されるのが一般的だと思います。
自分の出来ているところ、出来ていないところを数字で表示されると、納得せざるを得ない、そういう経験をされた方は相当いらっしゃると思います。
そこで、今回は数字で表示出来る事で、どういったメリットがあるのかを書いていこうと思います。
数字で表示されることのメリットとは
- 数字は嘘をつかない。
- 数字は客観的に物事を把握してくれる。
- 仕事しているつもり人間を問答無用に説得できる
数字で表示されると、「あぁ、自分って仕事している様で、意外と・・・なんだな」と思い知らされますよね笑
前回、損益比率について、記事を書きましたが、つい最近、ちょっとつまらない負けが込んでしまい、その損益比率がどうなったかを載せたいと思います。
前回の損益比率
今回の損益比率
前回は勝率を載せていなかったので、今回はVer.Upしました!
結果的には平均利益率が前回よりも70円も下がり、平均損失幅も40円程度減少しました。
なんと勝率はたったの46%。前回のときはエクセルで計算式を入れてなかったので覚えていないですが、大体53%くらいでした。
この期間でなんとなんと泣かされたというか・・・自分の不出来具合がはっきりと出てきた期間でもありました。
しかし面白いことに、書店に行くと「勝率○○%必勝法トレード」的な本が威風堂々と存在しますけど。。。
[amazonjs asin=”B019Z78WBM” locale=”JP” title=”FX 勝率90%!7つの秘密 RAINBOW 凄腕トレーダーが泣き叫んで、一般公開に最後まで反対していた7種類の高勝率手法を駆使して、虹色に輝く未来をつかみとる!”]
大切なのは損小利大
上の表を見ていただくとはっきりとわかりますが、勝率なんて50%を切っていても、利益って出せていくものなんですよね。
只、損小利大が必須条件ですけど。。。笑
勝率が90%以上出せても、利益より損の幅が大きいと、一撃で退場を命じられてしまう、そんな事を裏付けるデータですね。
最近の相場が若干自分にとっては難しく理解していた部分もあり、エクセルでしっかりと記録をつけて、なぜ負けたのか、どうやって勝てたのか?というのを日々記録して行くとこで、相当見えてくるものがあります。
今回データを取ることで何がわかったか?
上の図で言う自分の変化点というのは、平均利益率が下がったことから、
- 以前より利益確定が早すぎた
- もしくはボラティリティーの少ない相場で戦った
- 買ったポジションの取り方に問題があったのか?
などが考えられます。
また、
- 平均損失に関しては、ロスカットを以前より意識出来たため、平均損失額を下げる事が出来ている。
- 勝率が下がったことで、無駄に取引回数を重ねなかったか?
- ではなぜ取引回数が増えてしまったのか?
- 相場に入る条件をしっかりと選定しきれいないのではないか?
という因果関係が見えてきました。
まとめ
トレードを記録に残しなさい。ということはよくご存じの事かと思われます。
トレードを記録する事で、見えなかった事がわかるようになり、見えてきた事に対して問題点を抽出し、そしてしっかりと問題解決の対策をし、次のトレードに必ずつなげていくこと、非常に大切ですね。
ご納得頂けたら、是非、フェイスブックなどでシェアして頂けると、今後の励みになります。
データ分析ならエクセルが便利です。
本を買って地道にやって行けば、意外と覚えて来るものですね。
エクセル買うならやっぱり定番の「できる」シリーズ。
[amazonjs asin=”4413111516″ locale=”JP” title=”この一冊でぜんぶわかる! エクセルの裏ワザ・基本ワザ大全 (できる大人の大全シリーズ)”]